こんな場面を想像してほしい。会議室のドアを間違えて開けてしまい、中に入って行く。そこにいた全員がこちらを振り向く。すると、状況をまだ完全にのみ込めず、「恥ずかしい」という考えすら頭に浮かんでいないのに、頬が真っ赤になる。赤面したせいで、しか ...
たいていの人は、一生のあいだ、毎日のように、生物学屈指の深さを誇る謎に遭遇する。その謎とは「夢」だ。数多の精密な研究手法や優秀な頭脳を利用できる今でさえ、私たちはまだ夢の謎を完全に解明するには至っていない。神経学という視点では、夢が生じる仕 ...
JonathanB. Losos/1961年、アメリカ生まれ。進化生物学者。ハーバード大学教授を経て、現在セントルイス・ワシントン大学教授。著書に『生命の歴史は繰り返すのか? 進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む』など(写真:大野和基)この記事の写真をすべて ...
■環境の変化とチャレンジの積み重ね/謎解く鍵が「古細菌」 ...
アメリカの心理学者であるボールドウィンは、ダーウィンの『種の起源』で唱えられた「自然淘汰」よりも、さらに踏み込んで、生物が自ら進化の道筋を決められるような進化のしくみとして「生物淘汰」を提唱しました。ボールドウィンの理論は、ダーウィンの進化理論とラマルクの進化理論の折衷案だと考えた学者もいたそうですが、果たしてそうなのでしょうか。
社会的価値とされる「信頼」や「協力」もまた、進化上の利害から生まれた振る舞いなのかもしれない。見えにくい仕組みのなかに、人間ならではの行動が自然と織り込まれているように思える。 また、本書で印象的だったのが、「男はなんの役に立つのか?
『文庫 人間の性はなぜ奇妙に進化したのか (草思社文庫)』ジャレド ダイアモンド,Diamond,Jared,寿一, 長谷川草思社この記事の写真をすべて見る 社会的価値とされる「信頼」や「協力」もまた、進化上の利害から生まれた振る舞いなのかもしれない。見え ...
調理は、我々の日常生活にあまりにがっちりと組み込まれているので、これがいかに特異な行為なのかという点は見過されがちだ。ごく普通のことに見えるかもしれないが、進化生物学の視点から見ると、燃え盛る火のそばに立ち、意図的に食物に熱を加え ...
質の高い論文の割合で東京大を超え、世界9位となった沖縄科学技術大学院大学(OIST)。そこに集う世界各国の科学者たちは異能の人ばかり。そんな彼らを紹介するコラム「美ら島の国境なき科学者たち」は随時掲載します。 減少する日本の生物多様性 ...
閉経はかつて、ヒトに特有のものと考えられていた。しかし、閉経はハクジラ類で複数回にわたり進化したことが分かっている。今回、こうしたハクジラ類における閉経の進化が、雌が生殖寿命を延長させずに個体寿命を延長させたためであることが示された ...
地球上には多種多様な生き物たちが生息していますが、それらの進化の過程や生きざまは、まだわかっていないことがたくさんあります。信州大学理学部理学科生物学コースの東城(とうじょう)幸治教授は、ゲノム解析など最先端の技術を活用し、生き物 ...
人類が初めて日本列島にやってきたのは約4万年前。 日本列島のはじまりを築いた人々は、どんな生活をしていたのだろうか。 東京書籍株式会社は、2023年10月に書籍『ゲノムでたどる古代の日本列島』(斎藤成也/監修・著山田 康弘、太田博樹、内藤 健 ...